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2008年 09月 21日

磯崎新の「都庁」-戦後日本最大のコンペ-(平松剛著・文藝春秋刊)

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これは、最近読んだ本です。磯崎新の足跡(思想)と日本近代建築史が丁寧に解説されていて、読みやすいものでした。

帯に、「丹下vs磯崎」とか「建築ノンフィクションの大作」とありますが、読後感としては、わかりやすくて面白い読み物だったといえます。
なお、磯崎新サイドを中心に取材し、当然のことながら筆者の主観でまとめられている内容ですので、実際には当事者の言い分はそれぞれ、見解を異にする点もあろうかと考えます。
南洋堂のウェブショップで購入するとついてくる、建築文化1986年6月号の抜刷「違犯の意味-東京都新都庁舎コンペ磯崎新アトリエ案の記録」という資料のおかげで、より理解が深まりました。

先週の金曜、西新宿のOZONEに行った際に都庁を眺めては、これとは違う都庁もあったのだろうか・・・と問うも解答は得られず、このコンペへ込めた両氏の思いを再認識するばかりでした。
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by j-kankyo | 2008-09-21 11:11 | 建築


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