J環境計画だより

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2008年 10月 12日

読書の秋

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日暮れが早くなってきました。秋の夜長はやはり読書、最近読んでとても面白かった本を紹介します。
「脳と仮想」は、超売れっ子の脳科学者、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でもおなじみの茂木健一郎氏が数年前に書いたものです。小林秀雄賞受賞作品。
数量化できない微妙な質感(クオリア)を始まりとして、物質である脳からどのように心が生み出されるのかという謎(心脳問題)に取り組んでいる茂木氏が「現実」と「仮想」と呼んでいるものたちの成り立ちについて改めて考えています。さらに、意識を持った不思議な存在としてこの世界にいる自分の生について振り返ることで、自らの生きる糧になるようにとまとめています。
感じ入る点の多い本でした。哲学的なとても難しい話をわかり易く書いてあるところにも、茂木氏の頭抜けた優秀さを感じました。
ちょうど、小林秀雄講演「信じることと考えること」のCDを聞いてしばらくして読んだので、理解し易かったのかもしれません。
高校生くらいで読むのもよし、この年で読むのもまたよしと思います。まだ読んでいない方にお薦めします。
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by j-kankyo | 2008-10-12 01:48


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